REデンタルネットではこれらのことに早期に注目し、日本初の専門で歯科居抜き物件を取り扱う企業として、ゼロからノウハウを積み上げて来ました。創業時あるいはその後の黎明期には今のようなインターネットもＥメールも今のような便利なツールではなく、やっと携帯電話が普及し始めた時代です。

当時はなかなか売りたい方や購入したい方の情報が集まらず、歯科雑誌に広告を出したり歯科関係各業者様からのご紹介などで、売却譲渡ご希望の歯科医院と購入ご希望の歯科医師や医療法人をマッチングしながら歯科居抜き物件売買というマーケットを立ち上げて来ました。デジタルカメラも普及していませんでしたので当時の歯科居抜き物件資料は、コピー用紙に現像した写真を４枚貼り付て物件資料に添えていたものです。少し大げさですが、歯科居抜き物件開業という新たな選択肢を確立しなければこれから卒業してくる歯科医師、歯科業界には未来はないのではないかと考えていたのです。

REデンタルネットの仕事は単にマッチングをするだけではなく、300件以上の歯科居抜き物件のご成約で蓄積した経験・知識をトッピングをすることが大切だと感じています。歯科医院と弊社、業態は違っても事業立ち上げ時やマーケット確立に苦労するポイントは近いものがありますので先回りして対策したり陥ってはいけない事に配慮したり。

大切なことは時代が変わって便利なツールが普及しても、尽きるところは人と人であるということです。私は自身の立ち上げ時の苦労を糧にして同じスタンスで歯科医院居抜き物件売買の現場に立っています。
そして、これからもその姿勢は変えずに売買の現場に立ち続けて行きたいと考えています。